マスクをつける機会が多くなり、メガネがくもって困りませんか?
そんなとき、活躍するのが「メガネのくもり止め」。
レンズに塗ったり、あるいは拭いたりしてくもり止め効果を発揮します。
でも、実際の効果や使い方は?
そもそもどれを選べばいいの?
そんな疑問にお答えします。
この記事ではメガネのくもり止めを種類別にくわしく解説していきます。
ぜひメガネのくもり止め選びに役立ててください。
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メガネのくもり止めは、大きく分けて2種類あります。
- 塗るタイプ
- 拭くタイプ
それぞれの特徴を表にまとめてみました。
塗るタイプ | 拭くタイプ | |
効果 | ◎ | 〇 |
使いやすさ | △ | ◎ |
コスパ | ◎ | 〇 |
何ごとでもそうですが、メリットとデメリットがあります。
それではもう少し詳しくみていきましょう。
メガネのくもり止め/塗るタイプ
メガネのくもり止めといえば、イメージするのはこの塗るタイプではないでしょうか?
塗るタイプにも次の2つのタイプがあります。
- スプレータイプ
- ジェルタイプ
使い方は同じ。特徴はジェルタイプの方がスプレータイプをより強力にした感じです。
塗るタイプの効果
塗るタイプのくもり止め効果は◎。
くもり止めの液をレンズの表面に塗ることで膜を張り、くもりの原因であるこまかい水滴がつくのを抑えます。
使用環境にもよりますが、1回の塗布で2~3日は効果が持続します。
塗るタイプの使い方
レンズにスプレーしてレンズ全面に塗ります。(レンズの裏表両面)
しばらく乾かします。(20~30秒くらい)
ティッシュペーパーなどのやわらかいもので拭きあげます。
ジェルタイプはレンズにドロッと塗り付けます。あとは同じです。
塗るタイプのコスパ
塗るタイプのくもり止めは、容量にもよりますが基本的にはコスパはいいです。
液体もしくはジェルなので、最後の1滴まで効果は同じです。
塗るタイプのデメリット
とにかく面倒くさい。
塗るタイプのデメリットは面倒くさいに尽きますね。
後述しますが、拭くタイプにくらべて工程が多いのと、乾かす時間が必要なので、とにかく面倒くさいと感じます。
あと、くもり止めはメガネを洗うと効果がなくなります。
頻繁にメガネを洗う方は、その都度くもり止めを塗布しなければいけません。
先述のとおり、塗るタイプはメガネを洗わなければ2~3日効果が持続しますが、洗うごとに塗りなおしになるので、この点が大きなデメリットです。
メガネのくもり止め/拭くタイプ
拭くタイプのくもり止めは、メガネレンズを文字通り拭くことで曇り止め効果を発揮します。おもなタイプは次の2種類。
クロス(布)タイプ
使い捨て(ウェットティッシュ)タイプ
要するに、布で拭くかウェットティッシュみたいなので拭くか、の違いです。
拭くタイプの効果
くもり止めの効果は塗るタイプに比べるとやや弱い感じはしますが、それでも問題なく使えます。
くもり止め剤を含んだクロスでレンズの表面を拭くことによって、レンズ表面に薄い膜を張り、くもり止めの効果が発揮されます。
効果の持続時間は、やはり使用環境によって違いはありますが、だいたい1日くらい保ちます。
拭くタイプの使い方
レンズの表裏両面をクロスで拭くだけ。
とてもカンタンです。
レンズを拭くだけでOKなので、乾かす時間なども不要。
手間・ヒマがかかりません。
また、使い捨てタイプはよごれ落とし効果もあります。
メガネを洗う手間まで省けるので、かなり楽ですね。
ちなみにクロス(布)タイプもよごれを落とす効果はあります。
しかし、クロス自体がよごれてしまい、くもり止め効果が弱くなりますのであまりおすすめしません。
拭くタイプのコスパ
塗るタイプに比べてちょっと割高。
クロスタイプは約250~300回の使用が見込めるものもありますが、布の両面および隅々までしっかり使っての回数です。
また、ウェットティッシュタイプの使い捨てタイプはさらに割高になります。
拭くタイプのデメリット
使っていくうちに効果がだんだん薄れていきます。
使い初めはしっかりくもり止めができるのですが、100回200回と使っていくと、どうしてもクロスに含まれているくもり止め剤が薄れていきます。
また、ウェットティッシュ型使い捨てタイプは、何度も購入しないといけなくなります。
買いだめしておけばよいのですが、ちょっと不便ですよね。
拭くタイプのくもり止めについて、こちらの記事もぜひ参照してください。
メガネのくもり止め/その他
くもり止め効果付きレンズ(防曇レンズ)があります。
レンズ表面にくもりにくい特殊なコーティングを施してあります。
実は防曇レンズは昔から販売されており、愛用されている方もおられます。
しかし、防曇レンズは反射防止コートがつけられなかったり(レンズにモノが映りこんでチラつく)、キズやよごれに弱いという欠点があります。
厨房で仕事をされる方や、寒暖差の激しい場所を行き来する(保冷庫など)仕事の方など、くもり止めを優先したい方以外はおすすめしません。
また、最近は専用のクロスやスプレー付きのくもりにくいレンズも販売されています。
しかし、専用のクロスで拭く必要があったり、専用の液を塗布する必要があったりと、手間ひまはくもり止めを使うのと変わりません。
くもり止め効果はやや高くなりますが、使い勝手やコスパなど一長一短ありますので、お店の人と相談して選んでください。
メガネのくもり止め/注意点
メガネのくもり止めを使うときは、先にメガネをしっかり洗いましょう。
そのとき、水洗いしたメガネの水気をしっかり取ってください。
水気が残ったままくもり止めをつけると、ヘンなムラになってしまうことがあります。
見え方にも影響がありますし(スキっとしないなど)、見た目も良くありません。
メガネのくもり止め/まとめ
メガネのくもり止めもタイプによってメリット・デメリットがあります。
しっかりとくもり止めしたい方には「塗るタイプ」
とにかくカンタンに済ませたい方には「拭くタイプ」
がおすすめです。
また、それぞれのメリットを合わせて両方使うのも有りですね。
くもり止めのタイプの良い点・悪い点をしっかり考えて、自分にあったくもり止めのを選んでください。
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